交渉ごとと聞いて、ワクワクしてその場に臨める人は数少ないのではないでしょうか。
交渉で物事を進めていくことは、誰もがやりたがらない。
その要因として、「どうしても対立構造になる」「結果や成果を求められる」「自分がいい人でいたいので、要求を突きつけることができない」
などがあるかと思います。
しかし、だからこそチャンスがそこに埋まっているのです。
交渉ごとは、社外や取引先、関係業者だけではありません。社内にだって、タテ・ヨコ・ナナメと色々とお願い事や協力を取り付けにいくことだってあります。
要は、交渉を円滑に進めることは、自分のチャンスなのです。
対立関係にならないようにするために必要なことは
未来志向の対話です。
手土産を持っていけるのはこれが大事です。
ポジティブな未来、相手のためになる話を持っていかずして、交渉に臨むのはなんの武器も持たずに、戦場に乗り込むことと変わらないのです。
そして、もう一つ大事なことは相手の立場や人格、状況を考慮して、むしろ相手の話を聞こうとする姿勢です。

我々の要望を聞き入れてください。
という、率直に自分の要求を伝えるのではなく、
相手の立場に立った一言が重要です。

ぜひとも、御社のご要望や状況をお聞かせ願えますか。
もちろん、交渉ごとなので譲れない線を持っていないと行けませんが、相手の話を積極的に聞こうともせずにお願い!お願い!ばかりで、話が上手くいくはずもありません。
なので、
事前の準備として、
譲歩できる部分
譲歩できない部分
を整理したり、関係各所と共有していくことは重要です。
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